日常で”オリーブオイル”と聞くとお料理に使う食用のオリーブオイルをイメージされる方が多いのではないでしょうか？実はオリーブオイルといっても種類は様々、その中でも食用オリーブオイルと美容用オリーブオイルについて何がどう違うのか？誤ったオリーブオイルの使い方での失敗談を目にするので、正しい知識を身につけて効果的な取り入れ方ができるように、それぞれの違いについて解説していきます。
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オリーブオイル 基本的な使用目的について
まず一般的にお料理で使われる食用のオリーブオイルには、口にした時に美味しさを感じられるよう風味づけがされ、オリーブオイルの栄養が失われないように加工されています。
一方で美容用のオリーブオイルは、お肌へ負担がかかったり刺激を与えないように丁寧にろ過する加工がされているため、同じオリーブオイルでも製造過程に非常に大きな違いがあります。
”口にするものだから肌にも良い”というイメージが付きやすいですが、用途が違うものを間違って使用してしまうことで余計肌荒れの原因となってしまうこともあります。間違った認識でせっかくのケアを台無しにしてしまわないように、食用と美容用の違いをしっかり覚えて正しく使用していきましょう！
食用オリーブオイル を美容目的で使うとどうなる？
同じオリーブオイルと言われるものでも、食用として使われる目的で製造されたオリーブオイルを美容目的で使用した場合、一体どんなデメリットやリスクがあるのでしょうか？
そもそも食用のオイルは直接お肌に塗る目的で製造されていません。それを洗顔や保湿のために肌に使ったり、ヘアオイルの代用で使用することで次のようなトラブルの原因に。
- 吹き出物や乾燥などの肌荒れ
- 毛穴詰まり
- 皮膚の痒みや赤みなどの炎症
食用のオイルは、美容用と製造過程が異なり丁寧にろ過されていないのでお肌を傷つけてしまう可能性があります。また、低刺激になる成分も含まれていないため様々な肌トラブルの原因になります。
一般的に基礎化粧品などには、長期間保存することが出来るように”保存料”が使用されています。食用のオイルには長期保存するための保存料は使用されていないことがほとんどなので、早い段階で劣化してしまう恐れがあります。
よくオリーブオイルで行うヘアパックや肌パックの美容法についての記事を見かけます。美容用オイルで行うケアは効果もありますが、食用オイルを代用するのは間違いです。
食用オイルはお肌や髪の毛に馴染むように製造されていないため、上手く馴染まずにかえって状態を悪化させてしまう恐れもあります。保湿されるどころかオイルが浸透せず、ベタベタした状態のお肌や髪の毛に汚れが付着してしまい清潔に保つことが出来ません。
食用オリーブオイル が美容目的で合う可能性は？
ここまででお伝えしたとおり、食用オイルを美容目的として使うことで様々なリスクが考えられます。ただし、あくまでも可能性のお話なので必ずしも起こるわけではありませんが、少しでもリスクがあることから慎重になる必要がありそうです。
一概に”オリーブオイル”といっても種類も豊富なので、髪質や肌質との相性はそれぞれです。その相性によっては食用オイルを使っても問題ない可能性ももちろんあります。ただし、これも可能性のお話なので出来る限り食用オイルを美容目的で使用することは避けた方がいいでしょう。
食用オリーブオイル をどうしても使いたい時の注意点
- エキストラバージンオリーブオイルを使用
- 吹き出物などでお肌が荒れている時は避ける
- 酸化しているオイルは使わない
どうしても食用オイルを試したい方や、美容用オイルを用意できなくて代用したい場合、必ずパッチテストを行なってからの使用をオススメします。パッチテストを行ってみて、少しでも異常を感じたら控えるようにしましょう。食用と美容用、同じオリーブオイルでも成分は異なるので正しい知識無く使用することでせっかくの栄養を無駄にしてしまわないように。
まとめ
今回は、「食用オリーブオイル」と「美容用オリーブオイル」についてお話しさせて頂きましたが、初心者さんでも分かるように一般的な基礎の部分のみお話しさせて頂きました！記事からも分かるように、同じオリーブオイルでも製造過程の違い・成分の違いなどで活用方法が全く変わってきます。せっかく身体やお肌のことを考えて取り入れるなら、正しい効果的な方法で取り入れるのが一番！今後、実際にオススメできる食用・美容用のオリーブオイルについてもお話ししたいと思いますので、ぜひ楽しみにお待ちいただければと思います。
この記事に関してのご質問やコメントなどありましたら、お気軽にお問い合わせください！
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