現代では聞き慣れた言葉ですが「オーガニック食品」は今や世界中で注目されている食品の一つです。そして数あるオリーブオイルの中でも”オーガニックオリーブオイル”と呼ばれるものがあります。オーガニックといえば農薬や肥料に頼らずに自然の恵みだけで育てあげたもの、とイメージできるかと思いますが、オーガニックオリーブオイルとは具体的にどんなものか?また、オーガニックオリーブオイルとそれ以外のオリーブオイルでどんな違いがあるのか?など、オーガニックオリーブオイルについての疑問や豆知識について解説していきます。
” オーガニック オリーブオイル “とは?
そもそもオーガニックオリーブオイルとは一体何か?という疑問について、簡潔に説明すると「有機栽培されたオリーブの実だけを使って精製されたオリーブオイル」のことを指します。オリーブの実を栽培する際に、農薬不使用で育てていくことが最もな条件となります。自然の力だけで育てられたオリーブのみが使われているので、品質に特にこだわりたい方にピッタリの商品と言えるのではないでしょうか。
本場イタリアでもオーガニック商品は人気なので、オーガニックオリーブオイルの生産者は多数存在するそうです。オーガニック栽培なので殺虫剤ももちろん使用することができません。害虫からオリーブの実や品質を守りながら栽培していく上でいくつかの条件が必要になるそうで、有機栽培するために品質は妥協してしまうという生産者も中にはいるそうです。
オリーブオイルの基本的な種類についての記事はこちら
オーガニックオリーブオイルのメリット
有機栽培されたオーガニックオリーブオイルですが、どんなメリットがあるのか?
1、安全性が高い
有機栽培されたオーガニックオリーブオイルの中でも、正式に有機認証を受けたオイルは厳しい品質管理の元作られています。農薬など化学肥料を使用せずに栽培されたものなので、体内に取り入れても比較的に安全性が高いとされています。
2、有機栽培されたオリーブオイルを選ぶことで環境保全に
有機栽培は農産物を育てる際に農薬や化学肥料を使わないことから、土壌の汚染を最小限に抑えることが可能になります。化学成分に頼らずに農産物を栽培することで、その土地に負担をかけずに育てていくことができるため環境保全に繋がる、とされています。
選ぶときのポイント
オーガニックのオリーブオイルを選ぶ際のポイントですが、基本的にはエキストラバージンオリーブオイルを選ぶときのポイントと同様になります。
- オリーブオイルの容器は遮光性のあるもの
- ラベルに「認証マーク」がついてるもの
- オリーブオイルの酸度が0.8以下のもの
- 原料であるオリーブの産地や品種が明記されているもの
- オリーブオイルのコンテストで受賞歴のあるもの
オーガニックで美味しいオリーブオイルを選ぶ際は、以上の5つのポイントを目安に判断する必要があります。それぞれ5つのポイントを押さえて栄養価の高い上質なオーガニックオリーブオイルを選んでみてください。
各項目の詳細については「エキストラバージンオリーブオイル」の過去記事でも解説しています。
まとめ
今回は”オーガニックオリーブオイル”について紹介させていただきました。近年「オーガニック商品」は、特に健康や美容に気を遣っている方達の中でも注目されています。身体に取り入れるものだからこそ安心できるものを選びたい、という思考の方は毎年増えている印象を受けます。
オリーブオイルは原料であるオリーブの産地の違いや、製造方法の違いなどで品質が大きく変わってくるのでその種類も様々です。その中でもより良いものを身体に取り入れたい方にこそオーガニックオリーブオイルはお勧めできるオリーブオイルです。
オリーブオイル購入時にしっかりラベルを見て、ぜひ品質の高いオリーブオイルを選んでみてください♪
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